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抜け毛が増えてきた女性はびまん性脱毛症を疑うべき

2020年05月24日
鏡を見る男性

びまん性脱毛症は、女性に多い脱毛症として注目を集めている症状です。例えば、男性の脱毛症は頭頂部や生え際から抜け毛が進行していく特徴が存在しますので、見た目にも脱毛が進んでいるということがわかります。反対に、女性の場合は髪の毛が全体的に脱毛していくことに特徴があり、ボリュームそのものが少なくなっていくようにみえます。

びまん性というのは、その症状が広い範囲に渡っているという意味を持つ言葉であるため、文字通り広範囲で脱毛症が進行している言葉を指します。男性の場合は、こういった特徴的な脱毛症がAGAと呼ばれますが、女性の場合はこのAGAと並んでFAGAと呼ばれています。このようなびまん性脱毛症の原因は、実は1つではありません。これは、AGAと異なってはっきりとした原因が解明されているわけではないからです。

医学的には、加齢による頭皮の状況の変化や男性と同様に男性ホルモンの影響、そして休止期脱毛症など複数の原因が考えられています。日常生活の影響を含めると、その数は非常に多いです。特に、休止期脱毛症の中にもさらに3つの種類が存在していて、原因を特定することは容易ではありません。

特に女性の場合で考えられる休止期脱毛症の代表的な要因としては、ダイエットなどの慢性的な栄養不足です。こういったことが継続すると、不健康な状態になってしまって脱毛が進行することになります。

このように、複数の原因が積み重なって発症するものであると考えられている症状であるため、どういった症状になるのかもそれぞれの患者によって進行度合いが異なるという性質があります。実際に、休止期脱毛症に関してはどういった分類の脱毛が生じているかわかったとしても、医学的に原因が特定できないケースも存在します。

治療方法についてはホルモン補充療法や単純に発毛剤を利用した方法が存在しますが、症状そのものの原因とは関連性が薄いものもあるため注意が必要です。特にFAGAの患者は、医師に正確な診断をしてもらって、現状の最善の対策を考えてもらうことがベターです。
また、ストレスや睡眠不足、あるいは不規則な食生活が原因で発症することも珍しくありません。女性特有の原因として、加齢による更年期の影響も強いと考えられています。女性は、一定の年齢に到達すると女性ホルモンのバランスが悪くなってしまって、体質的な不調が訪れることがあります。この影響は、髪の毛に対してかなり現れます。

もちろん、男性と同様に遺伝的な性質が存在することもありますが、女性の場合は男性ほど顕著な遺伝的原因があるわけではないという点を理解しておくことが大切です。現実的な治療の段階でも、症状の進行度合いが男性のそれとは異なってわかりづらいということもあって、治療が遅くなってしまうという事例も目立っています。びまん性脱毛症は、早期の段階で自覚できるほどの抜け毛が存在しないという特徴もありますので、注意をしておかなくてはいけない脱毛症です。